フルトヴェングラー・セミナー
レコード・コンサート   

桧山浩介氏を講師にお招きしての「フルトヴェングラー・セミナー(連続5回)」もいよいよ佳境に入ってきました。去る9月25日は第2回目「作曲家フルトヴェングラーを考える」と題して、フルトヴェングラーの作品研究の歩み、フルトヴェングラーの精神的バックボーン、初期作品郡にみる思想形成の反映、ナチズム、戦後の作品等々の切り口で奥深い講演をしていただきました。

また、4月から始めたレコード・コンサートも6回を数え、9月19日は「フルトヴェングラー最後の演奏会」と題して、フルトヴェングラーの生前最後の演奏会となった1954.9.19-20のベルリンにおける演奏会に想いを馳せながら、当日演奏されたベートーヴェン 第1交響曲と自作の第2交響曲を鑑賞しました。特にDGGのSP LVM72159/64で聴いた2番(これは1951年の録音ですが)は、こんな音がSPには入っていたのかと参加者の全員が驚嘆する素晴らしい録音で、更にこれを見事に再生し切ったセンター専用の再生装置とあいまって、2番という曲を再認識いたしました。

これらの催しは音楽之友社「レコード芸術」誌10月号でも再度紹介されました。

年内の開催予定は次の通りですが、やむ得ない事情で変更する場合もあります。最新の日程は当センターのホームページでお知らせしますので、参加いただく場合は、前もってご確認いただきますようお願い申し上げます。  参照ページ

10/23土 1:00PM第3回フルトヴェングラー・セミナー

10/24日 1:30PM第7回レコード・コンサート

11/27土 1:30PM第8回レコード・コンサート

11/28日 12:00PM第4回フルトヴェングラー・セミナー

12/18土 1:00PM第5回フルトヴェングラー・セミナー

12/19日 1:30PM第9回レコード・コンサート

なお、フルトヴェングラー・セミナー参加者に資料として配布しておりました「桧山浩介氏編纂 クリティカル・ディスコグラフィー」は完配致しました。

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